誕生日は、祝ってもらう日? ありがとうを返す日?
日本で誕生日といえば、
「おめでとう!」
と言ってもらったり、家族や友達からプレゼントをもらったりする日、というイメージがあります。
ところが、ミャンマーの誕生日について聞いて、少し驚いたことがあります。
ミャンマーでは、誕生日を迎えた本人が家族や友人に食事をごちそうしたり、周りの人に何かを贈ったり、僧院などへ寄付をしたりすることがあるそうです。
日本とは、なんだか反対ですね。
「今日は私の誕生日だから、みんな私を祝って!」
ではなく、
「今日まで生きてこられたことに、ありがとう」
と周りに返していく。
そんな考え方なのかなと思うと、とても素敵だなと感じました。
もちろん、ミャンマーでも誕生日の祝い方は人それぞれですし、今ではプレゼントをもらってお祝いする人もいるようです。
でも、誕生日をきっかけに、普段なかなか言えない「ありがとう」を伝えるというのは、いい習慣ですね。
「ありがとう」をたくさん聞ける仕事
介護の仕事をしていると、
「ありがとう」
と言ってもらうことがあります。
食事を手伝ったとき。
お風呂の介助をしたとき。
移動を手伝ったとき。
何気なく声をかけたとき。
患者さんや利用者さん本人だけでなく、そのご家族から感謝の言葉をもらうこともあります。
もちろん、介護は大変な仕事です。
忙しい日もありますし、「ありがとう」と言ってもらえることばかりではありません。
それでも、自分の仕事が誰かの役に立ったことを、直接「ありがとう」という言葉で受け取れる機会が多い仕事でもあると思います。
どんな仕事も、きっとどこかで誰かの役に立っています。
でも医療や介護は、自分が関わった相手の表情を見たり、声を聞いたりしながら、そのことを感じられる仕事です。
あなたが毎日していることも、慣れてしまえば「いつもの仕事」に感じるかもしれません。
でも、その一つひとつに助けられている人がいます。
「ありがとう」をもらった日は、ぜひその言葉を大切にしてください。
そして、ときどきは、
「自分は人の役に立つ仕事をしているんだ」
と、自分の仕事を少し誇りに思ってもらえたら嬉しいです。