「ホウッケ(ဟုတ်ကဲ့)」――元気な返事と、分からないときの一言
ミャンマーの方が電話をしているのを聞いたとき、一番よく耳にした言葉が「ဟုတ်ကဲ့」でした。
当時は発音も意味も分からず、「ハウテ?」「ハウケ?」いったい何と言っているのだろう、といつも不思議に思っていました。
それが、日本語の「はい」に近い返事で、カタカナでは「ホウッケ」などと表されることを最近知りました。
なんだか鳥の鳴き声のようで、かわいらしく、耳に残る響きですね。
日本でもミャンマーでも、元気よく返事をすることは大切なのかもしれません。
「はい」と答えたけれど……
仕事の中でも、「はい」はとてもよく使う返事です。しかし、慣れない日本語で説明を受けたとき、全部は理解できていなくても、とっさに「はい」と答えてしまうことはありませんか。
これは、決して珍しいことではありません。返事ができたことと、説明の内容を理解できたことは、必ずしも同じではないからです。
分からなかったときは、少し勇気を出して、次のように聞いてみましょう。
「すみません。もう一度お願いします」
「ここまでは分かりましたが、〇〇が分かりません」
「私の理解は、〇〇ということで合っていますか」
聞き返すことは、恥ずかしいことでも、悪いことでもありません。特に介護や仕事の現場では、間違いや事故を防ぐための大切な確認です。
その場では聞きにくかった場合は、あとから話しやすい人に確認する方法もあります。
私も同じです
私も、説明を聞いたときには理解したつもりで、元気よく「はい」と返事をしたものの、あとになって、「あれ、これはどうやるんだっけ」となることがあります。
そんなときは、説明を聞いたときに、「もし分からなくなったら、また聞いてもいいですか」と伝えておくのも一つの方法です。最初に一言伝えておくと、あとから質問しやすくなります。
元気よく返事をすることは、とても素敵なことです。そして、分からないことを「分かりません」と素直に伝えられることも、仕事を丁寧にするための大切な力です。
一人で抱え込まず、周りの人に確認しながら、少しずつ覚えていきましょう。あなたの疑問にきちんと向き合い、答えてくれる人は、きっといるはずです。